校則がきらいな大学生のぶろぐ

「おかしいこと」には「おかしい」と言いたい。教育学で、中高生の力になりたい。

子どもは大人より厳しい世界で生きている

こんにちは。

バイトで2分遅刻した時、店長に

「なんで遅刻したんだ」

と言われ、

「信号が、、めっちゃ赤で、、」

と言い訳をしたことがあります。

いがらしです。

ブログはじめます。

 

みなさん、バイトの遅刻を信号のせいにするのはやめましょう。

余計に怒られます。

 

僕が怒られたおかげで、これを読んだ人は同じ過ちを犯さずに済みますね。

先人の知恵は偉大です。

 

このブログは僕が嫌いな「校則」を中心に、

好き勝手につらつらと書きます。

質の保証はしません。

いわゆる裏アカみたいなもんだと思ってください。

 

校則にイライラしてる高校生とかに読んでもらいたい、という気持ちです。

 

初回なので、ブログを始めた理由でも書こうかと思います。

 

 

 

 「校則」ってなんだろう?

 

人間の社会にはルールが必要。

なぜルールが必要なのか。

これについては過去の哲学者が面白い議論をしているので、また今度。

とりあえず今回は「ルールは必要だ」というところから始めましょう。

 

 

実際、社会にも様々なルールがありますね。 

 

 

会社であれば「就業規則

自治体であれば「条例」

国であれば「法律」

 

 「社会に出たらルールはあるんだ!校則くらい守れないと社会に出られないぞ!」

 

先生のこんな意見は、みなさんにも耳なじみがあるんじゃないでしょうか。

 

みんな学校を卒業すれば社会に出るわけで、

社会に出たら「ルール」を守らないといけない。

 

そのために、あらかじめ学校の中で、「ルールを守る」ことに慣れさせるのが「校則」でしょうか。

  

そうだとすれば、校則は社会のルールに対応したものであるべきでしょう。

 

校則は社会に対応しているものでしょうか。

 

初回なので、軽くそんなことを考えてみます。

 

 

子どもは大人より厳しい世界で生きている

「校則」と「社会のルール」を比較します。

 

「法律」

例えば法律。

法律は国会で国会議員によって作られます。

(厳密にいうと違うとも言えますが、、、)

 

そのため、18歳を超えれば誰でも、投票によって代表者(国会議員)を選ぶことができます。

そして、「ルール(法律)を変える手段」が存在します。

 

法律は国会で毎年変わっています。

時代が変わればルールが変わるのは当然ですから。

最近でも、消費税が上がったのは、わかりやすい「ルールの変更」ですね。

 

 

校則はどうでしょうか。

Q.1 校則を作る人を、生徒は選ぶことができますか?

Q.2 「校則を変える手段」は明記されていますか?

 

就業規則

稀に、「就業規則」を、校則の根拠にする先生がいます。

 

就業規則は、働く人(労働者)が守らないといけないルールです。

使用者(雇い主や、管理職など)によって定められます。

出勤時間、退勤時間、退職の年齢、給料、などを定めるものです。

 

これについては、労働者の意見を反映させる必要がありません。

労働基準法第90条 使用者は、就業規則の作成又は変更について、当該事業場に、労働者の過半数で組織する労働組合がある場合においてはその労働組合、労働者の過半数で組織する労働組合がない場合においては労働者の過半数を代表する者の意見を聴かなければならない。

 「意見を聴かなければならない」だけです。

 

一見、校則に似ています。

 

ただ、就業規則は「労働協約」によって制限することができます。

労働基準法第92条 就業規則は、法令又は当該事業場について適用される労働協約に反してはならない。

労働協約は労働者の団体(労働組合)と使用者の間で決めるルールです。

就業規則は使用者が一方的に決めるルールなので、労働者と使用者の「合意」で決められる労働協約の方が強いルールとして運用されます。

 

そりゃそうだ。

 

Q.3 校則は、生徒と先生で作ったルールで制限することができますか?

Q.4 そもそも「生徒と先生で作ったルール」なんてありますか?

 

もちろん、学校によって微妙に実態は違うと思いますが、

僕はQ1~Q4で挙げたような観点から、僕は先生たちの「社会にもルールがあるんだ。だから校則を守れ」という論には納得できません。

 

 

シンプルな話、「一方的すぎる」と思うんです。

 

先生たちがいう通り、社会にもルールはあります。

しかし、社会のルールは、「ルールが適用される人たちの声」を取り入れる枠組みがあります。

 

校則は社会のルールより厳しくて、その中で子どもたちは生きています。

 

先生、ちょっとは俺らの話も聞けよ。

そう思いませんか?

 

中高生へ「君は間違ってない」と伝えたい

あえてハッキリ言います。

校則はおかしいです。

明らかにおかしいものがあります。

前述したような、「一方的」な構造があるからでしょうか。

明らかにヤバイ校則が一定数存在します。

 

おかしいルールがあれば、不満を感じる生徒もいるでしょう。

当然の不満です。

ルールがヤバイんです。

 

その不満を先生にぶつけようもんなら

「校則は正しい!お前が悪い!」

くらいのことを鬼の形相で言われるかもしれません。

 

大人に強く言われたら、子どもは言い返せないこともあるでしょう。

萎縮することもあるでしょう。

大人に怒られたら怖いよね。

なんか、「自分が間違ってるのかな、、」とか思っちゃうよね。 

 

そうやって萎縮してしまったり、

不満を休み時間の愚痴にするしかなかったり、

そういう人いませんか?

 

僕はそういう子に

「君は間違ってない!」

「校則がおかしい!」

と伝える人でありたいんです。

そんな中高生に、このブログは読んでほしい。

 

「おかしいこと」に「おかしい」と言うことはおかしくないよ。

 

僕はそうやって、生徒の味方になるために教育学を学んでいます。

ひとりでも多くの、不満を持った中高生の力になりたいから、ブログをはじめました。

 

お時間のある時にお付き合いください。

 

闘うために学びます。

これが学生らしいでしょ? 

 

では。