校則がきらいな大学生のぶろぐ

「おかしいこと」には「おかしい」と言いたい。教育学で、中高生の力になりたい。

校則とは何か〜営造物理論〜

お久しぶりです。

いがらしです。

約4ヶ月ぶりの更新です。

 

今回は、以前までに紹介していたような内容を少し深掘りしていこうと思います。

 

内容はタイトルの通り、「校則は何か」です。

校則って何でしょうか。

 

「学校の中の法だ」

「ルールを教えるための教材だ」

就業規則のようなものだ」

 

今回書きたいのは、そういう精神論ではなく、「法的にどう位置づけられてきたのか」です。

 ということで紹介したいのが、「営造物理論」です。

 

↓↓今回の目次↓↓

  •  大方商業バイク事件 高知地裁判決
  • 特別権力関係
  • 営造物理論の限界
  • 現実の解釈
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日本がもし40人のクラスだったら

こんにちは。

いがらしです。

 

今日は一見、校則とは関係ないこと。

タイトルで気づく人もいるかもしれませんが、「世界がもし100人の村だったら」のパクリです。

 

僕たちはみんな「偏って」います。

そんなことを考えていたので、つらつら書きます。

お付き合いいただけると嬉しいです。

参照した資料は最後にまとめて書きます。

 

↓今日の目次↓

  • 日本がもし40人のクラスだったら
  • 僕たちの「周り」は偏っている

 

日本がもし40人のクラスだったら

 

日本がもし40人のクラスだったら。

 

4人が左利きです。36人が右利きです。

 

38人は身長が180センチより低いです。2人か1人は、もっと高いです。

 

2人は「佐藤さん」か「高橋さん」か「鈴木さん」か「田中さん」です。

38人は他の苗字です。

 

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NZの校則①自由の相互承認

こんにちは。

ケータイで今週の歩数を見たら、146歩でした。

ステイホームの極み。

一週間で146歩、、すごい、、

 

今日は、ニュージーランドに留学中の高校生から聞いた

ニュージーランドの校則」の話です。

ちゃんとブロガーさんみたいにフキダシ作って読みやすくしようと思ったんですが、Chrome拡張したりしないといけなくて、やめました。

誰かラクで見やすい方法あったら教えてください!

では本題へ。

 

↓今日の目次↓

  • Kさんへのインタビュー
  •  「生徒の個性を重んじる」「公平を期すためのルール」

 

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「女子はスラックスも可」という校則2

こんにちは。

いがらしです。

前回同様、福島県の公立高校の事例です。

 

↓前回はこちら↓

yumaigarashi.hateblo.jp

 

今回は、この校則の当事者、本人と話したことについて書きます。

考えたいところがいくつかあったので、本人とのラインでのやりとりをそのまま引用しながら、紹介します。

 

↓今日の目次です↓

  • 高校生Aさんとのやりとり
  • 僕たちはマジョリティの方を向いている
  • 最後に

 

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「女子はスラックスも可」という校則

こんにちは。

「ふわとろオムライス」を作る技術を体得しました。

いがらしです。

 

今回は前から書こう書こうとしていた「校則シリーズ」の1つ目です。

具体的な校則を取り上げて考えていこうとおもいます。

 

そして、取り上げる校則はタイトルの通り

 

「女子はスラックスを履いてもいい」

 

という校則です。

前に用事がって訪れた福島県の公立高校に、実在する校則です。

いくつか考えたいことがあります。

 

↓今日の目次です↓

  • 「女子は」「履いてもいい」
    • 「女子は」
    • 「履いてもいい」
  • 法学っぽい視点
  • 「48時間リレー生配信」について

 

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僕が「校則」を嫌いなわけ。

こんにちは。

以前、とある教育イベントで出会った、愛媛の素敵な先輩から、「僕が校則を嫌いになったきっかけ」についてご質問頂きました。

 

ちなみにその素敵な先輩のtwitterこちら

素敵な先輩の素敵なブログはこちら↓

daikinikki.work

僕はライザップの記事が好きです。

 

というわけで、今回はちょっとだけ自分語り的な、「僕が『校則』を嫌いなわけ」について書こうと思います。

 

↓今日の目次↓

  • 「3万円のコート」の校則
  • ブラックバイトでの「おかしい」と言えない若者たち。
  • やっぱり校則はおかしい

 

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校則の「合理的な範囲」

こんにちは。

いがらしです。

最近、校則関係で大きなイベントがありました。

 

3月12日の都議会、予算特別委員会です。

日本共産党の池川友一議員が校則について質問をしていました。

都議会の録画はネットでみれるので、リンクを↓に貼っておきますね。

3月12日の録画で、3:47:38からが池川議員の質問です。

www.gikai.metro.tokyo.jp

 

今回のブログは、この池川議員と藤田教育長のやりとりで、僕が気になったことを勝手につらつら書きます。

 

特に何かと言うと、タイトルの通り、校則の「合理的な範囲」についてです。

過去の裁判の判決文などを引用しながら、「合理的な校則って何か」考えたいと思います。

 

このブログは中高生が読んでわかるような内容にしたいと思っていますが、今回は少し難しいかもです。

お許しを。

 

↓目次です↓

  • 3.12 都議会 予算特別委員会でのやり取り。
  •  過去の校則裁判から
  • 教育長の答弁
  • 最後に:じゃあどうしよう

 

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