校則がきらいな大学生のぶろぐ

「おかしいこと」には「おかしい」と言いたい。教育学で、中高生の力になりたい。

日本がもし40人のクラスだったら

こんにちは。

いがらしです。

 

今日は一見、校則とは関係ないこと。

タイトルで気づく人もいるかもしれませんが、「世界がもし100人の村だったら」のパクリです。

 

僕たちはみんな「偏って」います。

そんなことを考えていたので、つらつら書きます。

お付き合いいただけると嬉しいです。

参照した資料は最後にまとめて書きます。

 

↓今日の目次↓

 

日本がもし40人のクラスだったら

 

日本がもし40人のクラスだったら。

 

4人が左利きです。36人が右利きです。

 

38人は身長が180センチより低いです。2人か1人は、もっと高いです。

 

2人は「佐藤さん」か「高橋さん」か「鈴木さん」か「田中さん」です。

38人は他の苗字です。

 

 

日本がもし40人のクラスだったら。

 

1人は同じ性の人を好きになれるか、恋愛感情がない人です。 

33人は違う性の人が好きです。

残りの6人はこれに当てはまらない人です。

 

 

36人が1回はいじめられます。

4人はいじめられません。

 

 

日本がもし40人のクラスだったら。

 

21人は大学に行きます。

19人は大学に行きません。

 

20人が選挙に行きます。

でも20人は選挙に行きません。

 

 

6人が貧困です。

でも2人は年収が1000万円以上あります。

のこりの人はその間です。

 

 

24人が「黒髪・ストレート」です。

でも16人はそうではありません。

 

 

2人は外国にルーツを持っています。

 

18人は教科書が読めていない可能性があります。

 

適切でない数字があるかもしれません。ごめんなさい。

質問、ご意見などはコメントなどで教えてください。

 

僕たちの「周り」は偏っている

違和感、疑問がある人がいるかもしれませんが、一応全て根拠がある数字です。

自分が経験してきたクラスと比べてどうでしょうか。

 

少なかったり、多かったりしませんでしたか?

「佐藤さんがいなかった!」とか、あるでしょうかw

 

僕たちの「周り」は偏っています。

 

例えば、僕の通っていた高校の大学進学率は83%。

40人学級なら、32人が大学に進学していたことになります。

 

僕たちは、ついその「偏った自分たちの周り」を「当たり前」としてしまうことがあります。

 

校則で言えば、

「髪は黒く染めること」

「女子はスカートを履くこと」

などなど。。

 

もう少し話を広げると、

「日本の教育って」

って話とか。

 

ちょっとしたきっかけで話題になることありませんか?

 

教育は、科学的な根拠が軽く見られてしまいやすい分野と言われることがあります。

 

教育はほとんどの人が経験するものなので、つい知ったようなきになるのです。

いろんな人が話す「教育って」っていう話に、「偏見」や「思い込み」が入ってないでしょうか。

「経験」から語られる話には、そもそも「偏った経験」が入り込んでいる可能性があります。

 

思い込まないで、考えなおすようにしないといけませんね。

自戒を込めて。

 

 

参考

文部科学省「学校保健統計調査」2019

文部科学省「学校基本統計調査」2019

総務省衆議院総選挙における年代別投票率の推移」

・「ブラック校則をなくそうプロジェクト」

国税庁民間給与実態統計調査」2019

厚生労働省「人口動態統計」

電通ダイバーシティ・ラボ「LGBT調査2018」

荻上チキ2018「いじめを生む教室」PHP新書

新井紀子「AI vs教科書が読めない子どもたち」東洋経済新報社